挑戦
- 2015/04/01
- 23:09
どうも。ぷにちんです。
本日はあじの代理で記事をアップしております。
実は最近あじが引っ越しをしまして、
まだインターネット環境が整っていないとの事で代わりにぷにちんが記事を書きます。
もう気づけば本日から4月ですね。
皆さん、何か忘れていませんか?
そう毎月恒例、カレンダーの発表です。
本来であれば3月中に公表し、4月の一日から皆様にご利用頂けるように努めるのが我々の責務なのですが
アップが遅れてしまい、申し訳ございませんでした。
本日東証の株価が大荒れしたのは、皆さんご存知かとも思いますが、
あれは我々の作成するカレンダーを利用している一流企業が新年度のスケジューリングが出来なかったためです。
今現在も一流企業のコンサルタントと弁護士から
「なぜ3月中に4月のカレンダーを公表できなかったのか?納得できる理由を述べよ。」
とのクレームに、てんてこ舞いでぷにちんが謝罪の連絡をしているところです。
まぁいつも通り嘘なんですけどね。ごめんなさい。
2ちゃんねるや人気ブログさんなんかは本日エイプリルフールに合わせて
色々な面白い話や特設サイトを本日限定で公開したりなど、趣向を凝らしているのですが
我々のサイトはそんなことはしません。
何故なら普段から空想と虚構にまみれた記事しか書いていないですからね。
エイプリルフールなのでマジメな記事を書こうかとも思ったのですが、思いつかなかったので
いつも通り平常運転でイカレております。
そう、言うならば毎日がエイプリルフール。それがチームkamabokoです。
それでは早速、皆様おまちかねの4月のカレンダーの発表です。
あじから届いたメッセージにはこの画像と 「タイトルは ”挑戦” 」 という一文のみ。
どうやらこれで記事を書けとの依頼らしい・・・。
4月は新しい出会い、新生活、春の訪れ・・・など新しいことへ挑戦するには、もってこいの季節ですよね。
4月、挑戦。
とても的確なテーマだと思います。
ただね、この絵は何なんだろう?
幕末の雰囲気満載のオッサンが ”象” と思われる生き物(?)を撫でている・・・。
しかも象は明らかにイヌサイズ・・・。
こんなメッセージが4月1日になった直後にあじから届いたんですよ。
始めはエイプリルフールという事もあって、
「ぷにさん!あの画像は冗談です。本当の画像はコレです!」
などのメッセージが届くのかとも思ったのですが、待てど暮らせど追加のメッセは届かない・・・。
本日出勤した際にあじに会ったので、確認いたしましたら
画像はあれで間違いなく、しかも謎の生き物は象で良いとの事。
まぁ画力が無いことは目を瞑りますよ。
象が小さいとか、耳はどこへいったのか?とか、
象が死にそう・・・いや死んでいるんじゃないか? とかの疑問はこの際、全スルーです。
ぷにちんが書いたらもっとカオスな作品が出来ますし、
月を追うごとにあじの画力も向上していますから、これからの成長に期待ですよ。
ただね、このアオリ文句の
「どうすべきか どうあるべきか」
これ・・・。
この絵でこのアオリ文句なら、この絵のタイトルは絶対、 ”挑戦” ではないと思うんですよ。
適切なタイトルをつけるなら
「40代、無職、職歴なし。 これからの人生への苦悩と葛藤。」
がピッタリだと思うんです。
そう、例えばこんな状況です・・・。
-------------------------------------------------
今年、42歳を迎えた 「多田 定男(ただ さだお。 仮名)」 無職。
年老いた年金生活の母と市営団地で2人暮らし。
2浪して入った、私立大学の日本史サークルで触れた坂本龍馬の生き様に感銘を受け、
近所の子供を見つけては龍馬の生き様を熱く語る、近所で有名な変質者です。
座右の銘は 「現代社会のシステムからの脱藩。」
社会に従属することを良しとせず、この年まで仕事をして賃金を貰うという経験は無い。
そんな彼が日々向き合うのはパソコンの画面のみ。
2ちゃんねるでは ”平成の志士” というハンドルネームを使い、総叩きにあう有名なクソコテ野郎。
勿論、煽り耐性はゼロ。
定男が2ちゃんのスレに登場したら、本題はそっちのけで2ちゃん住人は定男を総叩きするというのが常識。
煽られた定男は顔や家の写真をアップし、実名や実家を特定されている。
そんな定男も今年で42歳。
母も歳のせいで膝の調子が悪くなってきて、皇潤では誤魔化しきれなくなってきた。
最近ではこっそりと母も、介護施設のパンフレットを見る事が多くなってきた。
もし、母が施設に入る事になったら今後自分はどうなるのだろうか?
そんな不安が日に日に募る。
いよいよ自分の人生と向き合わなければならなくなった定男。
狭い部屋と2ちゃんからの批判に耐えられなくなり、2週間ぶりに外に出てきた。
最近では子供も通学の際に定男の家の周りを避けて通るようになり、
町内会のパトロールも増えてきて、子供に話しかける事も出来ない。
唯一の存在価値(龍馬の熱弁)も封じられた定男は気付いたら、
淀んだ河原の側にポツンと存在する、雑草だらけの空き地に辿り着いていた。
大人の背丈を超える、雑草が生い茂る空き地。
社会から必要とされなくなった自分の存在と、誰も見向きもしないこの空き地を重ねてしまう・・・。
このまま誰の目にも触れず、ひっそりと人生に幕を下ろしたい・・・。
そう思い草むらに座り込んだ時、目の前に奇妙な生き物がいた。
小さい時に見た映画のE.Tの宇宙人そっくりな生き物。
しいていうなら、少し象に似ている・・・。心なしか元気がなさそうだ・・・。
もしかしたら、お腹が減っているのかもしれない。
コイツを助けてやれるのは、自分しかいない!
定男は奇妙な義務感に駆られ、自宅まで走る。
そういえば、もう何十年も動いて汗をかくことを忘れていた。
こんな俺でも誰かのチカラになれるかもしれない。
込み上げてくる高揚感を抑え、自宅に辿りついた定男は
黄ばんで薄汚れた、windowsXP (ブラウン管ディスプレイ) を起動する。
こんな時に、俺が頼れるのはアイツらしかいない!
普段は無意味な話題と無為な時間を貪るだけのアイツらだけど、マジでアイツらは何でも知っているんだ。
電車男の時もリアルで板に張り付いていた俺は知っている。
アイツらは本当に困っている人を見たら、全力でチカラになってくれる!
普段自分に対して、言葉の暴力を浴びせ続ける彼ら・・・。
社会と隔絶された定男が、最後に頼れる人は 2ちゃんねる の住人達だった。
早速スレ建てをする定男。
スレタイ 「奇妙な生き物を見つけた。皆の力が必要だ。」
1 : 平成の志士 2015/04/01(水) 10:47:12.45 ID:gejhjuk25
皆の者、私だ。
本日奇妙な生き物を見つけた。
助けたいで候。
皆の知恵を拝借したい次第である。
いつも通りの口調で書き込む定男。
しかし普段から、FXで大儲けをしている。外車を5台所持している。来日したジョニー・デップと食事をした。
等と毎日がエイプリルフールな定男のいう事を誰も信じてはくれない・・・。
「とりあえず画像出せ、カス。」
「エイプリルフールだからって何でも許されると思うな、定男。」
「志士キタァァァッァアッァ!」
「定男祭りの始まりだ!!」
「奇妙な生き物ってお前の事だろwww」
数多の罵詈雑言が定男を襲う。
定男も今までの自分の発言を悔い改め必死で弁明するも、誰もその言葉に耳を貸してはくれない・・・。
それどころかどんどん定男叩きで盛り上がるスレ。
定男を残してスレはどんどん伸びてゆく。
こんなはずでは無かった。
こんな奴らに期待した自分が馬鹿だった・・・。
失意のどん底に落ちた定男は何の解決策もないまま、トボトボと草むらへ向かう。
手にはお昼ご飯として母が用意してくれた、定男の大好物のメロンパンが一つ・・・。
今まで2ちゃんねるの住人の誰よりも虚構にまみれ、無為な時間を過ごしてきた自分・・・。
あの時こうしていれば・・・思い返せば、そういったチャンスは何度もあったはずだ。
今までの無味乾燥な自分の人生を振り返り、自分には何の力も仲間もいない事を悔いる。
目の前には息も絶え絶えな謎の生物。
メロンパンを差し出すも口にはしてくれない・・・。
弱弱しく呼吸をする生き物を節くれだち、張りの無くなった手で撫でてあげる事しか出来ない。
そんな時、心の底から後悔の念と共にポツリと零れた言葉。
「どうすべきか どうあるべきか」
定男の頬を一筋の涙が流れた。・・・夕日はもう沈んでいた。
-------------------------------------------------
そのラストの瞬間をイラストにしたのが、この絵ですよ。
4月という躍動感溢れる季節を現したり、挑戦。という意欲的な物を表現した絵ではないんですよ。
むしろ月どころか人生が終わる瞬間に用いられる絵ですからね。
今年も前年よりも更にイカレ具合に磨きのかかったあじからのぷにちんへの ”挑戦”。
この絵にはそんなテーマが隠されているのかもしれない・・・。
皆さんも是非こちらのカレンダーをスマホの待ち受けに設定して、自分はこんな人間にはならないんだ!
という反面教師に利用して頂きたいと思います。
あと10年もしたら定男の様になるんではないかと心配しているぷにちんでした。
本日はあじの代理で記事をアップしております。
実は最近あじが引っ越しをしまして、
まだインターネット環境が整っていないとの事で代わりにぷにちんが記事を書きます。
もう気づけば本日から4月ですね。
皆さん、何か忘れていませんか?
そう毎月恒例、カレンダーの発表です。
本来であれば3月中に公表し、4月の一日から皆様にご利用頂けるように努めるのが我々の責務なのですが
アップが遅れてしまい、申し訳ございませんでした。
本日東証の株価が大荒れしたのは、皆さんご存知かとも思いますが、
あれは我々の作成するカレンダーを利用している一流企業が新年度のスケジューリングが出来なかったためです。
今現在も一流企業のコンサルタントと弁護士から
「なぜ3月中に4月のカレンダーを公表できなかったのか?納得できる理由を述べよ。」
とのクレームに、てんてこ舞いでぷにちんが謝罪の連絡をしているところです。
まぁいつも通り嘘なんですけどね。ごめんなさい。
2ちゃんねるや人気ブログさんなんかは本日エイプリルフールに合わせて
色々な面白い話や特設サイトを本日限定で公開したりなど、趣向を凝らしているのですが
我々のサイトはそんなことはしません。
何故なら普段から空想と虚構にまみれた記事しか書いていないですからね。
エイプリルフールなのでマジメな記事を書こうかとも思ったのですが、思いつかなかったので
いつも通り平常運転でイカレております。
そう、言うならば毎日がエイプリルフール。それがチームkamabokoです。
それでは早速、皆様おまちかねの4月のカレンダーの発表です。
あじから届いたメッセージにはこの画像と 「タイトルは ”挑戦” 」 という一文のみ。
どうやらこれで記事を書けとの依頼らしい・・・。
4月は新しい出会い、新生活、春の訪れ・・・など新しいことへ挑戦するには、もってこいの季節ですよね。
4月、挑戦。
とても的確なテーマだと思います。
ただね、この絵は何なんだろう?
幕末の雰囲気満載のオッサンが ”象” と思われる生き物(?)を撫でている・・・。
しかも象は明らかにイヌサイズ・・・。
こんなメッセージが4月1日になった直後にあじから届いたんですよ。
始めはエイプリルフールという事もあって、
「ぷにさん!あの画像は冗談です。本当の画像はコレです!」
などのメッセージが届くのかとも思ったのですが、待てど暮らせど追加のメッセは届かない・・・。
本日出勤した際にあじに会ったので、確認いたしましたら
画像はあれで間違いなく、しかも謎の生き物は象で良いとの事。
まぁ画力が無いことは目を瞑りますよ。
象が小さいとか、耳はどこへいったのか?とか、
象が死にそう・・・いや死んでいるんじゃないか? とかの疑問はこの際、全スルーです。
ぷにちんが書いたらもっとカオスな作品が出来ますし、
月を追うごとにあじの画力も向上していますから、これからの成長に期待ですよ。
ただね、このアオリ文句の
「どうすべきか どうあるべきか」
これ・・・。
この絵でこのアオリ文句なら、この絵のタイトルは絶対、 ”挑戦” ではないと思うんですよ。
適切なタイトルをつけるなら
「40代、無職、職歴なし。 これからの人生への苦悩と葛藤。」
がピッタリだと思うんです。
そう、例えばこんな状況です・・・。
-------------------------------------------------
今年、42歳を迎えた 「多田 定男(ただ さだお。 仮名)」 無職。
年老いた年金生活の母と市営団地で2人暮らし。
2浪して入った、私立大学の日本史サークルで触れた坂本龍馬の生き様に感銘を受け、
近所の子供を見つけては龍馬の生き様を熱く語る、近所で有名な変質者です。
座右の銘は 「現代社会のシステムからの脱藩。」
社会に従属することを良しとせず、この年まで仕事をして賃金を貰うという経験は無い。
そんな彼が日々向き合うのはパソコンの画面のみ。
2ちゃんねるでは ”平成の志士” というハンドルネームを使い、総叩きにあう有名なクソコテ野郎。
勿論、煽り耐性はゼロ。
定男が2ちゃんのスレに登場したら、本題はそっちのけで2ちゃん住人は定男を総叩きするというのが常識。
煽られた定男は顔や家の写真をアップし、実名や実家を特定されている。
そんな定男も今年で42歳。
母も歳のせいで膝の調子が悪くなってきて、皇潤では誤魔化しきれなくなってきた。
最近ではこっそりと母も、介護施設のパンフレットを見る事が多くなってきた。
もし、母が施設に入る事になったら今後自分はどうなるのだろうか?
そんな不安が日に日に募る。
いよいよ自分の人生と向き合わなければならなくなった定男。
狭い部屋と2ちゃんからの批判に耐えられなくなり、2週間ぶりに外に出てきた。
最近では子供も通学の際に定男の家の周りを避けて通るようになり、
町内会のパトロールも増えてきて、子供に話しかける事も出来ない。
唯一の存在価値(龍馬の熱弁)も封じられた定男は気付いたら、
淀んだ河原の側にポツンと存在する、雑草だらけの空き地に辿り着いていた。
大人の背丈を超える、雑草が生い茂る空き地。
社会から必要とされなくなった自分の存在と、誰も見向きもしないこの空き地を重ねてしまう・・・。
このまま誰の目にも触れず、ひっそりと人生に幕を下ろしたい・・・。
そう思い草むらに座り込んだ時、目の前に奇妙な生き物がいた。
小さい時に見た映画のE.Tの宇宙人そっくりな生き物。
しいていうなら、少し象に似ている・・・。心なしか元気がなさそうだ・・・。
もしかしたら、お腹が減っているのかもしれない。
コイツを助けてやれるのは、自分しかいない!
定男は奇妙な義務感に駆られ、自宅まで走る。
そういえば、もう何十年も動いて汗をかくことを忘れていた。
こんな俺でも誰かのチカラになれるかもしれない。
込み上げてくる高揚感を抑え、自宅に辿りついた定男は
黄ばんで薄汚れた、windowsXP (ブラウン管ディスプレイ) を起動する。
こんな時に、俺が頼れるのはアイツらしかいない!
普段は無意味な話題と無為な時間を貪るだけのアイツらだけど、マジでアイツらは何でも知っているんだ。
電車男の時もリアルで板に張り付いていた俺は知っている。
アイツらは本当に困っている人を見たら、全力でチカラになってくれる!
普段自分に対して、言葉の暴力を浴びせ続ける彼ら・・・。
社会と隔絶された定男が、最後に頼れる人は 2ちゃんねる の住人達だった。
早速スレ建てをする定男。
スレタイ 「奇妙な生き物を見つけた。皆の力が必要だ。」
1 : 平成の志士 2015/04/01(水) 10:47:12.45 ID:gejhjuk25
皆の者、私だ。
本日奇妙な生き物を見つけた。
助けたいで候。
皆の知恵を拝借したい次第である。
いつも通りの口調で書き込む定男。
しかし普段から、FXで大儲けをしている。外車を5台所持している。来日したジョニー・デップと食事をした。
等と毎日がエイプリルフールな定男のいう事を誰も信じてはくれない・・・。
「とりあえず画像出せ、カス。」
「エイプリルフールだからって何でも許されると思うな、定男。」
「志士キタァァァッァアッァ!」
「定男祭りの始まりだ!!」
「奇妙な生き物ってお前の事だろwww」
数多の罵詈雑言が定男を襲う。
定男も今までの自分の発言を悔い改め必死で弁明するも、誰もその言葉に耳を貸してはくれない・・・。
それどころかどんどん定男叩きで盛り上がるスレ。
定男を残してスレはどんどん伸びてゆく。
こんなはずでは無かった。
こんな奴らに期待した自分が馬鹿だった・・・。
失意のどん底に落ちた定男は何の解決策もないまま、トボトボと草むらへ向かう。
手にはお昼ご飯として母が用意してくれた、定男の大好物のメロンパンが一つ・・・。
今まで2ちゃんねるの住人の誰よりも虚構にまみれ、無為な時間を過ごしてきた自分・・・。
あの時こうしていれば・・・思い返せば、そういったチャンスは何度もあったはずだ。
今までの無味乾燥な自分の人生を振り返り、自分には何の力も仲間もいない事を悔いる。
目の前には息も絶え絶えな謎の生物。
メロンパンを差し出すも口にはしてくれない・・・。
弱弱しく呼吸をする生き物を節くれだち、張りの無くなった手で撫でてあげる事しか出来ない。
そんな時、心の底から後悔の念と共にポツリと零れた言葉。
「どうすべきか どうあるべきか」
定男の頬を一筋の涙が流れた。・・・夕日はもう沈んでいた。
-------------------------------------------------
そのラストの瞬間をイラストにしたのが、この絵ですよ。
4月という躍動感溢れる季節を現したり、挑戦。という意欲的な物を表現した絵ではないんですよ。
むしろ月どころか人生が終わる瞬間に用いられる絵ですからね。
今年も前年よりも更にイカレ具合に磨きのかかったあじからのぷにちんへの ”挑戦”。
この絵にはそんなテーマが隠されているのかもしれない・・・。
皆さんも是非こちらのカレンダーをスマホの待ち受けに設定して、自分はこんな人間にはならないんだ!
という反面教師に利用して頂きたいと思います。
あと10年もしたら定男の様になるんではないかと心配しているぷにちんでした。