絆 ~ KI ☆ ZU ☆ NA ~
- 2015/08/29
- 22:49
どうも。ぷにちんです。
毎度突然ですが、本日のお題は ”絆” です。
皆さん忘れている人、知らない人はいないでしょう。
2011年(平成23年)3月11日(金) 東北地方を大地震と未曾有の津波が襲いました・・・。
震災当時もぷにちんは北海道にいたので、勿論現場でどの様な状況が起こり
被害に遭われた方々がその現実とどの様に向き合い、そして今に至るのかは
ニュースを通しての薄っぺらい情報しか持ち得ておりません。
街は多少復興したとしても、消える事、癒える事の無い傷を沢山の人々の心に残したものだと思います。
普段はふざけた事ばかり書くぷにちんですが、本当にツライ目に遭っている人をネタにする程外道ではございません。
では本日は何を書くのかと申しますと、その当時掲げられたスローガンについてです。
スローガンといったら語弊があるかもしれませんが、連日マスコミでも取りだたされた言葉がございます。
そう、絆です。
この言葉はマスコミ、政治家、ボランティア活動などの場で連日語られました。
「食べて応援!絆キャンペーン。」
「こんな時こそ絆の力で助け合いましょう!」
「日本人の助け合う精神・・・今こそ思い出そう、絆。」
上で書いた様な言葉が連日テレビから洗脳の様に流れていました。
被災の現場では寒さ、余震の恐怖に怯えている状況。
かたや絆を連呼しているぷにちんを含め傍観者側は、いくばくかの募金をしただけで
現場の辛さを私たちも分かっているよ♪ と、言わんばかりの状況。
この絆というワードが被災者から発信されたもので、それが発信者の意図する形で使われていたら不満なんてないです。
ただ実情は陳腐な報道や販売活動の促進のために利用されていたように感じました。
ぷにちんがイメージする絆って言葉は、親子の絆だったり、
お互いの命を預けあう戦場の戦士たちの絆であったりととても重いものなんですよ。
絆を感じている相手が困っていれば、自分も同じ土俵に立ち、物事を解決する、または一緒に苦しんで悩む。
辛さを分かち合い、喜びを共にする・・・愛の辛い局面がある意味 ”絆” だと思うんです。
お金や物だけ渡して、 「はい、あとは頑張ってな。あ、俺は飲み会に行くね。」
こんな関係を決して ”絆” などという言葉で表現して良い訳がないのです。
勿論、その分かり易いスローガンにより募金などの活動が促進され、被災された方に
僅かでも物資が届いたり、助けになれていたとしたらそれは言葉の意味が違っても、良いことだと思います。
ただ、許せないのはその言葉に便乗して自分の利益を考えている人達です。
震災直後、絆商法や絆募金が沢山跋扈しておりました。
皆さんの善意が、困っている人達では無く、主催者の懐を潤すために利用されたことです。
それは今でも多少続いていると思うんですよ。
例えばびっくりドンキー。
先に言っておきますがぷにちんはびっくりドンキーが大好きです。
知らない人のためにご紹介させて頂きますと、びっくりドンキーは1983年。
ぷにちんが産まれた年に、ぷにちんの地元の札幌市の西区は西野に一号店が開店しました。
今では北海道だけに留まらず全国に店舗を展開しているハンバーグのお店です。
店内はブリキの表札が貼られたり、アメリカの西部劇に出てくるような内装になっており
店舗ごとに内装にも違いがあり、お店の雰囲気だけで子供は楽しめると思います。
ハンバーグは大きな木製のお皿にハンバーグ、ライス、サラダが盛り付けられており見た目も華やかです。
肝心の味は言うまでも無く、美味しいです。ぷにちんのオススメはハンバーグの上に焼いたパインを載せた
”パインバーグディッシュ” です。
お肉のジューシーさをパインの果汁がより引き立ててくれてとても美味しいです。
更に言うと、パインバーグディッシュにトッピングでパインの追加をすると最後までパインとハンバーグの
コラボレーションを楽しむことができます。
店内の雰囲気や料理の美味しさから、子供の頃からびっくりドンキーに行くときはワクワクしたものです。
そんな愛してやまないびっくりドンキーだからこそ敢えて言いたいことがございます。
びっくりドンキーにはレギュラーバーグ(150g)(300g)という2サイズがございます。
そして300gのハンバーグの上に150gのハンバーグを乗っけた ”絆バーグ” というものがございます。
コチラは昨年の11月にお店に行ったときにぷにちんが注文した絆バーグ(チーズ+パイン)でございます。
勿論味に何の問題もございません。
いつも食べ慣れている、とても美味しいハンバーグです。
ただ物申したいのはそのネーミングですよ。
”絆” バーグ。
ハンバーグA(300g)とハンバーグB(150g)・・・。
このAとBに一体どんな絆があるんでしょうか?
AとBが小さい頃生き別れた、ハンバーグの親子だとでもいうのでしょうか?
もちろんそんな訳はございません。新鮮な牛肉から捏ねられた単なる美味しいハンバーグのAとBです。
絆と名前を冠するならば、その売上の一部を東日本大震災の復興支援に寄付します。
などの大義、名目があるならばぷにちんも喜んでその名前と存在を受け入れますよ。
だけどメニューにはそんな事一言も書いておりませんでした。
びっくりドンキーさんにはもっと考えてほしいです。
このハンバーグの名前は”おやこバーグ”か”ハンバーグW”が良いところです。
絆の名を冠しても誰も購買意欲をそそられませんし、安易なネーミングにむしろちょっと不快に感じました。
これを見ているびっくりドンキーの関係者様がいらっしゃいましたら、是非社内で ”絆バーグ”の名称変更を検討願います。
もしくは被災地の復興へ売り上げの一部を寄付することを検討なさってください。
・・・びっくりドンキーさん。否定的な内容を書いてしまいまして、誠に申し訳ございません。
絆バーグの名称にぷにちんは否定派ですが、
びっくりドンキーさんのおいしいハンバーグの大ファンでもございますので許してください。
絆、その言葉は縁よりも深く、利害関係がない立場同士の関係でのみ成り立つ、とても素晴らしい言葉だと思います。
昨今の日本では近所付き合いも希薄になり、一歩間違えば無害な隣人が恐怖の対象に一変することもあります。
ぷにちんも今の家に引っ越して来た時に、隣の住人に
菓子折りを持って挨拶に行ったのですが出てきてくれませんでした。
何度か日を改めて出向き、玄関に電気がついている時にも行ったのですが出てきてくれません。
その日は無く無く隣人のために買ったチョコのお菓子を一人ポリポリ食べました。
もちろんぷにちんの顔を覗き穴から見て、危険を察知して隣人が出てこなかった可能性も高いですし、
その決断事態は自分の身は自分で守らなければならない現代社会では当然の行動でもあります。
しかし見た目がどんなにクリーチャーでも、意外に良い人っていると思うんですよ。
なのでお金を払ってお化け屋敷にワザワザ行くくらいなら、
タダで恐怖を味わいつつチョコ菓子を貰う方がよっぽど合理的だと思うんですよ。
憎しみが無い世界で人とのつながり・・・絆を感じたいぷにちんでした。
※ 記事執筆後にびっくりドンキーさんの公式サイトを見たら、絆バーグの名称がおやこバーグとして掲載されておりました。
先日お店に行った時も店舗のメニューは絆バーグの名称でしたので、地域によって名称が異なる可能性がございます。
毎度突然ですが、本日のお題は ”絆” です。
皆さん忘れている人、知らない人はいないでしょう。
2011年(平成23年)3月11日(金) 東北地方を大地震と未曾有の津波が襲いました・・・。
震災当時もぷにちんは北海道にいたので、勿論現場でどの様な状況が起こり
被害に遭われた方々がその現実とどの様に向き合い、そして今に至るのかは
ニュースを通しての薄っぺらい情報しか持ち得ておりません。
街は多少復興したとしても、消える事、癒える事の無い傷を沢山の人々の心に残したものだと思います。
普段はふざけた事ばかり書くぷにちんですが、本当にツライ目に遭っている人をネタにする程外道ではございません。
では本日は何を書くのかと申しますと、その当時掲げられたスローガンについてです。
スローガンといったら語弊があるかもしれませんが、連日マスコミでも取りだたされた言葉がございます。
そう、絆です。
この言葉はマスコミ、政治家、ボランティア活動などの場で連日語られました。
「食べて応援!絆キャンペーン。」
「こんな時こそ絆の力で助け合いましょう!」
「日本人の助け合う精神・・・今こそ思い出そう、絆。」
上で書いた様な言葉が連日テレビから洗脳の様に流れていました。
被災の現場では寒さ、余震の恐怖に怯えている状況。
かたや絆を連呼しているぷにちんを含め傍観者側は、いくばくかの募金をしただけで
現場の辛さを私たちも分かっているよ♪ と、言わんばかりの状況。
この絆というワードが被災者から発信されたもので、それが発信者の意図する形で使われていたら不満なんてないです。
ただ実情は陳腐な報道や販売活動の促進のために利用されていたように感じました。
ぷにちんがイメージする絆って言葉は、親子の絆だったり、
お互いの命を預けあう戦場の戦士たちの絆であったりととても重いものなんですよ。
絆を感じている相手が困っていれば、自分も同じ土俵に立ち、物事を解決する、または一緒に苦しんで悩む。
辛さを分かち合い、喜びを共にする・・・愛の辛い局面がある意味 ”絆” だと思うんです。
お金や物だけ渡して、 「はい、あとは頑張ってな。あ、俺は飲み会に行くね。」
こんな関係を決して ”絆” などという言葉で表現して良い訳がないのです。
勿論、その分かり易いスローガンにより募金などの活動が促進され、被災された方に
僅かでも物資が届いたり、助けになれていたとしたらそれは言葉の意味が違っても、良いことだと思います。
ただ、許せないのはその言葉に便乗して自分の利益を考えている人達です。
震災直後、絆商法や絆募金が沢山跋扈しておりました。
皆さんの善意が、困っている人達では無く、主催者の懐を潤すために利用されたことです。
それは今でも多少続いていると思うんですよ。
例えばびっくりドンキー。
先に言っておきますがぷにちんはびっくりドンキーが大好きです。
知らない人のためにご紹介させて頂きますと、びっくりドンキーは1983年。
ぷにちんが産まれた年に、ぷにちんの地元の札幌市の西区は西野に一号店が開店しました。
今では北海道だけに留まらず全国に店舗を展開しているハンバーグのお店です。
店内はブリキの表札が貼られたり、アメリカの西部劇に出てくるような内装になっており
店舗ごとに内装にも違いがあり、お店の雰囲気だけで子供は楽しめると思います。
ハンバーグは大きな木製のお皿にハンバーグ、ライス、サラダが盛り付けられており見た目も華やかです。
肝心の味は言うまでも無く、美味しいです。ぷにちんのオススメはハンバーグの上に焼いたパインを載せた
”パインバーグディッシュ” です。
お肉のジューシーさをパインの果汁がより引き立ててくれてとても美味しいです。
更に言うと、パインバーグディッシュにトッピングでパインの追加をすると最後までパインとハンバーグの
コラボレーションを楽しむことができます。
店内の雰囲気や料理の美味しさから、子供の頃からびっくりドンキーに行くときはワクワクしたものです。
そんな愛してやまないびっくりドンキーだからこそ敢えて言いたいことがございます。
びっくりドンキーにはレギュラーバーグ(150g)(300g)という2サイズがございます。
そして300gのハンバーグの上に150gのハンバーグを乗っけた ”絆バーグ” というものがございます。
コチラは昨年の11月にお店に行ったときにぷにちんが注文した絆バーグ(チーズ+パイン)でございます。
勿論味に何の問題もございません。
いつも食べ慣れている、とても美味しいハンバーグです。
ただ物申したいのはそのネーミングですよ。
”絆” バーグ。
ハンバーグA(300g)とハンバーグB(150g)・・・。
このAとBに一体どんな絆があるんでしょうか?
AとBが小さい頃生き別れた、ハンバーグの親子だとでもいうのでしょうか?
もちろんそんな訳はございません。新鮮な牛肉から捏ねられた単なる美味しいハンバーグのAとBです。
絆と名前を冠するならば、その売上の一部を東日本大震災の復興支援に寄付します。
などの大義、名目があるならばぷにちんも喜んでその名前と存在を受け入れますよ。
だけどメニューにはそんな事一言も書いておりませんでした。
びっくりドンキーさんにはもっと考えてほしいです。
このハンバーグの名前は”おやこバーグ”か”ハンバーグW”が良いところです。
絆の名を冠しても誰も購買意欲をそそられませんし、安易なネーミングにむしろちょっと不快に感じました。
これを見ているびっくりドンキーの関係者様がいらっしゃいましたら、是非社内で ”絆バーグ”の名称変更を検討願います。
もしくは被災地の復興へ売り上げの一部を寄付することを検討なさってください。
・・・びっくりドンキーさん。否定的な内容を書いてしまいまして、誠に申し訳ございません。
絆バーグの名称にぷにちんは否定派ですが、
びっくりドンキーさんのおいしいハンバーグの大ファンでもございますので許してください。
絆、その言葉は縁よりも深く、利害関係がない立場同士の関係でのみ成り立つ、とても素晴らしい言葉だと思います。
昨今の日本では近所付き合いも希薄になり、一歩間違えば無害な隣人が恐怖の対象に一変することもあります。
ぷにちんも今の家に引っ越して来た時に、隣の住人に
菓子折りを持って挨拶に行ったのですが出てきてくれませんでした。
何度か日を改めて出向き、玄関に電気がついている時にも行ったのですが出てきてくれません。
その日は無く無く隣人のために買ったチョコのお菓子を一人ポリポリ食べました。
もちろんぷにちんの顔を覗き穴から見て、危険を察知して隣人が出てこなかった可能性も高いですし、
その決断事態は自分の身は自分で守らなければならない現代社会では当然の行動でもあります。
しかし見た目がどんなにクリーチャーでも、意外に良い人っていると思うんですよ。
なのでお金を払ってお化け屋敷にワザワザ行くくらいなら、
タダで恐怖を味わいつつチョコ菓子を貰う方がよっぽど合理的だと思うんですよ。
憎しみが無い世界で人とのつながり・・・絆を感じたいぷにちんでした。
※ 記事執筆後にびっくりドンキーさんの公式サイトを見たら、絆バーグの名称がおやこバーグとして掲載されておりました。
先日お店に行った時も店舗のメニューは絆バーグの名称でしたので、地域によって名称が異なる可能性がございます。