少女革命ウテナ
- 2015/05/23
- 22:40
どうも。ぷにちんです。
本日のタイトルを聞いてピンと来る人はいるでしょうかね?
これはぷにちんが中学生の頃、水曜日の夜6時から放送していた、
アニメのタイトルですのでもう17年位前になりますね。
ジャンルは少女漫画。
独特の世界観とBGMで奇抜な歌詞の合唱が流れるアニメです。
ちなみに数年前に放送された、 ”廻るピングドラム” の製作スタッフが手がけていた作品でもあります。
Wikipediaより抜粋したウテナのあらすじ。
幼い頃に助けてくれた王子様に憧れ、
王子様になりたいと願うようになった少女・天上ウテナは、
入学した鳳学園で「薔薇の花嫁」と呼ばれる少女・姫宮アンシーと出会う。
エンゲージした者に「永遠」に至る「世界を革命する力」を与えるという
「薔薇の花嫁」をかけて戦い続ける生徒会役員(デュエリスト)たちは、
ウテナがかつて王子様から貰った指輪と同じ「薔薇の刻印」と呼ばれる指輪を持っていた。
ウテナもまたこの決闘ゲームに巻き込まれ、その背後にある「世界の果て」へと迫っていく…。
はい、あらすじを見ても何の事かさっぱり分かりませんね。
けど実際にアニメをご覧頂きますと毎回1話完結するのでストーリーはすんなり楽しめるようになっております。
主人公のウテナはピンクの髪をしていて、サバサバした性格。
普段はその佇まいから、女性らしさを感じる事はありませんが
時折見せる、女性の一面にグッとくるものがあります。
そして特徴的なのが薔薇の花嫁と呼ばれる、姫宮アンシー。
浅黒い肌と紫色のショートヘアーの女の子。
彼女は決闘の勝者に何でも従い、人格と言うものを感じさせません。
人間らしさの喪失した彼女の存在感は作品の中でも異彩を放っております。
作品の世界観はベルサイユのばらや宝塚の影響を強く受けている感じがします。
それに非現実的な学園の描き方や作中で多用される影絵を利用した寸劇、
時間を止めた閉鎖空間で繰り返されるような展開は現実感の喪失の演出に効果的に活かされています。
なんでいきなりウテナの話をしているかと言うと
久々に昔録画していたビデオテープを漁っていたら、ウテナがあったんですよ。
ぷにちんは昔からケチな中学生だったので
VHSのビデオテープに3倍で映画やら漫画やらを沢山撮りだめてたんですよ。
そして懐かしさから見てみたら、これがまた面白かったので記事にしちゃいました。
まず注目すべき点は、17年前のアニメなんですけど、今見ても全然絵が古くないんですよ。
それどころか演出や表現方法が斬新なので、今見てもとても新鮮な気持ちで見れます。
そして作中に流れる音楽がとても素晴らしく、世界観に強く引き込まれてしまいます。
毎度同じく文章でいくら語っても、その良さがぷにちんの文章力では
全く伝える事が出来ませんので、ウテナの雰囲気を分かって頂けるように
オープニングや作中で使用されるBGMの動画を参考に貼っておきたいと思います。
少女革命ウテナ オープニング
こちらはぷにちんが大好きなアニソン歌手の奥井雅美さんが歌っております。
オープニングの楽曲とアニメーションが作品の世界観を適切に表現していてとても素晴らしいです。
作中で利用されるBGMの詰め合わせ
取りあえず合唱で歌われれている歌詞がカオスです。
興味がありましたら歌詞を調べてみると面白いと思います。
そして歌詞の奇抜さだけでは無く、純粋に音楽がカッコいいです。
この度の記事のサムネイル画像はぷにちんが持っているウテナのサントラのCDを撮影したものです。
もう一枚持っているアルバムの画像がコチラ。
アルバムのジャケットのイラストもカッコいいです。
ウテナは当時映画にもなりまして、中学3年生位の時に映画館に行って見ました。
少女漫画の映画を見に行く中学生・・・人として終わっていますね。
とりあえず今度の休みの日にTSUTAYAで映画を借りてきます。
ぷにちんの勝手な解釈ですが、この作品のテーマの 「世界を革命する」 というフレーズですが、
きっとこれは少年少女が精神的に成熟し、自分の足で歩き出し ”自立した人間” になる。
という事を学園という舞台を利用して比喩的に表現した作品だと思うのです。
極端な解釈で言うと、ウテナの中で展開されるストーリーは
そこには本当は何も存在せず、誰かの頭の中の妄想や感情を音や映像で表現しているんだと思います。
もし当作品をご存知の方が居ましたら、作品について一緒に語りましょう。
そしてこの記事を読むまでご存じなかった方は、是非一度ご覧頂きたいと思います。
結局こんだけ長く文章を書いて何が言いたいかといいますと、
ウテナ可愛いなぁ~って改めて再認識したってことですよ。
ぶちゃっけそれ以外の事なんてどうでもいいんです。
今はウテナ可愛いなぁ~。となってネットでフィギュアが売っていないか探している所です。
今年でもう32歳になるのに、中学生の時から変わらないぷにちん・・・。
もしかしたら ”世界を革命する” 必要があるのはぷにちんなのかもしれない。
と切実に思った今日この頃でした。