地元商店のチカラ
- 2014/10/05
- 01:42
どうも。ぷにちんです。
毎度突然なフリですが皆さんは日々の食材をどこで買っていますか?
最近だと大型有名店舗のMAXVALUEなどはどこにでもありますし、
夜遅くまで営業しているので皆さん重宝しているのではないでしょうか?
ぷにちんは汚いオッサンのくせに料理が好きな一面もあるので結構食材を購入する機会がございます。
その時気になるのは、野菜と肉の値段です。
やれ白菜が高くなったとか、肉が安くないとか・・・
主婦の方はそれこそ毎日の食卓と家庭のお財布管理を任されているので
毎日、数十円の食品の値段の変動にとても敏感だと思います。
かくいうぷにちんも実家にいた時から、食材を自ら購入し帰宅してから料理を作ったりしてましたので
この度実家を出る際にも、一番心配だったのは周辺スーパーの情勢でした。
部屋を選択した時は、その綺麗さと間取りなどから決めたものの
「この立地で普段の買い物に困らないだろうか?」と一抹の不安を抱えたまま新しい生活が始まりました。
ぷにちんの生息地は札幌の北区。24条周辺です。
引っ越し後、初めての休日は家具の購入では無く、周辺スーパーの調査でした。
夜の飲み屋街として有名な北24条駅ですが、実はそれ以上に個人経営の昔ながらの趣を残す店も数多くありました。
今日はぷにちんが普段お世話になっている24条駅周辺のお店を紹介していきたいと思います。
24条駅付近に住んでいらっしゃる方にはとても有益なこの情報・・・
逆に言えば、それ以外の地域の方には何の得にもならない話をブログで書くのは
いかがなものかと思いますが、チームkamabokoの活動目標である北海道を応援するというのは
ネットで調べても出てこない地元のリアルを伝えることだと思うので許してください。
先日のお休みに丁度卵を切らしていたので、
休日は家を出ないぷにちんですが、登山に利用したリュックを背負って食材購入の旅に出ました。
まずこちらの画像をご覧ください。
これらは本日紹介する5つのお店で購入した食材です。
まず一つ目に紹介するお店は「八百丸」です。
24条駅の駐輪所の側にあります。
主に野菜と果物を取り扱っておりまして、この度はコチラのお店で
ぷにちんが大好きなスイカを購入いたしました。
この大きさ。
今年八百丸さんでスイカを購入するのは4度目です。
毎度お世話になっているので甘さなどの品質に全く心配はございません。
まさかこの時期にまだスイカを購入できるとは思いませんでしたので即購入いたしました。
ちなみにお値段は398円でした。
今まで色々なお店でスイカを購入してきましたが、これほど安く変えたのは初めてです。
家に帰りキンキンに冷やして食べましたが、とても甘く美味しかったです。
その日の仕入れ状況などにもよるでしょうが、
ニラが20円ですとかオレンジが5個で100円で販売していたりと見逃せないお店です。
続きまして2店目が「25条生鮮市場」さんです。
隣にある、酒とお米のビックリッキーが目印です。
ちなみにお米はいつもビックリッキーさんで購入しております。
こちらの25条生鮮市場さんは肉屋、魚屋、野菜、果物、漬物など沢山のお店が入っております。
コチラのお店でこの度購入したのがこの2つ。
アブラコと鮭の切り身です。
最近ですと肉以上に魚のお値段が上がったことと、調理の面倒さも相まって
皆さん中々魚を食べる機会が減っているかと思います。
大型のスーパーでの魚の値上がりは顕著なもので、
最近ですと鮭の切り身が1つ100円で購入できることは稀だと思います。
しかも100円で購入できても、パサパサの魚の多いこと多いこと・・・
コチラのお店も以前に利用しておりまして、イカのゲソが冷凍で30円で購入出来たりととてもお得で
なおかつ味も美味しかったので、この度また利用させて頂きました。
鮮度の高い鮭が2切れで200円、そして袋にズッシリと詰まったアブラコの切り身。
こちらのアブラコはこれだけ入って100円です。しかもオマケで鰆の切り身までつけてくれました。
ちなみにアブラコは煮付けにして食べましたが、油がのっており、身もしっかりしていてとても美味しかったです。
この度は冷蔵庫事情もあり購入しませんでしたが、25条生鮮市場さんは果物や野菜も安いです。
ぷにちんが行った日はキウイフルーツが1つ60円、グレープフルーツが1つ50円と各店の中で最安値でした。
続いて3店目が「生鮮中央市場」。
24条駅の1番出口を右側に進みますと、一つ目の交差点にあります。
こちらも25条生鮮市場さんと同じく中に色々なお店が入っております。
中でも一番目立つのが入り口に店舗を構える野菜屋さんです。
コチラのお店はこの度紹介するお店の中でも一番店員さんに活気があります。
毎日変わる食材の値段を皆さん完璧に覚えておりまして、ポンポン会計を済ませます。
さらには先日格安のピーマンをレジのお姉さんに渡したところ、
「これ少し痛んできてるね・・・30円でいいわ。」
と店員さんが裁量権をもっており、全員がまさにプロフェッショナルです。
この度コチラで購入したのがホウレンソウ、リーフレタス、ナスビ、桃です。
それぞれ100円、30円、90円、桃は3つで100円でした。
写真では分かりづらいですがホウレンソウは通常のスーパーで入っている量の2倍近く入ってこの値段です。
もちろんどの食材も鮮度が高いです。
そして今回のお得商品がコチラ。
桃です。
生鮮中央市場さんの魅力の一つが見切り品の切り替えがスーパーなどより2段階位早いことです。
通常のスーパーの見切り品ですと、野菜が液状化してたり、可食部分が半分位しかなかったりと
購入をためらうものも多いですが、こちらの生鮮中央市場さんでは
「この段階で安くしてくれるの!」となるような品質の物を安くして販売しております。
この度購入した桃も少し痛み初めてはいますが、それでも普通のお店でしたら3つで200円~250円が良いところでしょう。
しかしこれが3つで100円。
迷わず6個購入。これでたったの200円です。
ぷにちんのような果物好きにはたまらないです。
あとこちらのお店でもこの度は購入しておりませんが、お肉屋さんではいつも豚挽き肉を購入させて頂いております。
100g100円。値段は通常のスーパーより若干安いかな?というもので、値段だけを見たらそれ程お得感はありません。
しかし着目するのはその味です。
普段からもちろんハンバーグなどはスーパーのお肉を利用して作っていましたが、味が段違いです。
肉ってこんなに味がするものなのか!と驚くほどジューシーです。
この値段でこれほどの味なら、とても安い買い物と言えるでしょう。
あとは魚屋さんもよく利用させていただきます。
イカが5杯で200円だったりととてもお得です。
しかしこの度オススメしたのが、鯛のアラです。
日によってもそのお値段は変わりますが、大体300~350円で購入できます。
こちらで是非皆さんに作って頂きたいのが、鯛めしです。
その高級なイメージより作りにくいと思われるでしょうが、実際作るのはとても簡単です。
鯛のアラを適当な大きさに切ります。
こちらの作業は出刃包丁がないと、包丁の刃を痛めかねませんので
お店の店員さんに言えば豪快にカットしてくれるので是非頼みましょう。
適当な大きさに鯛を切りましたら、グリルで程よく焼きます。
後は研いだご飯に焼いた鯛、生姜のみじん切りとコンブ、無ければ本だしで結構です。
それに適当に醤油と酒をいれて炊くだけ。
炊けたらコンブと鯛を一度取り除き、鯛の身をほぐし、お好みでコンブも刻んでご飯に混ぜます。
鯛のアラとは言いますが、しっかりと身の部分も入っているので、4,5合のご飯でしたら十分まかなえます。
得に顔回りには油ののった身が沢山ついているので、丁寧にほぐしましょう。
後はお好みでネギ、生姜、ゴマ、ノリ、カイワレなどの薬味をかけて食べます。
そして極め付けは身をほぐした鯛のアラを湯にかけダシ汁を作り茶漬けにするのです。
気分はまさに「鯛のひつまぶし」です。
鯛めしを作ったときは、あまりの美味しさに3合位食べてしまうこともあります。
・・・少し話がそれてしまいました。ごめんなさい。
気を取り直して、次のお店を紹介します。
次のお店はスーパーエース。
生鮮中央市場さんのすぐ横にあります。
24条駅にはMAXVALUEもあるのですが、はっきり言って全てが今回紹介しているお店より高いです。
それでもネームバリューというのは一つの強みなのでしょう。
MAXVALUEには、いつもそこそこお客さんが入っております。
ぷにちんがMAXVALUEを利用するのはコーンフレークとPVのハヤシライスを買うときくらいです。
スーパーエースは八百屋や肉屋では無く、スーパーなので何でも揃います。
今回はパンと玉ねぎを買いました。
パンが84円、玉ねぎはこれだけ入って198円です。
北24条は闇の野菜業者と繋がりがあるのではないか?と勘ぐってしまうくらい野菜が安いです。
昨日A店でナスビ5本で188円で買った!と喜んでいたら、
次の日にB店で150円で売っていたりと激戦を繰り広げています。
この度のスーパーエースさんの玉ねぎもこれで198円は破格です。
通常のスーパーであれば3個で安くて100円、大体は150円はしますからね。
それが10個で198円。八百屋に負けない価格で勝負ができるのは凄いです。
本日は肉がそれ程安くなかったのですが(豚肉108円)、それでもMAXVALUEの値段より遥かに安いです。
安い時ですと88円まで下がります。もちろんぷにちんはその時に買いだめをしています。
あとはポイントカードと毎月何度か行われるエースデイは見逃せません。
こちらのポイントカードは無料で即時発行。買い物をしてポイントが貯まれば、
お会計から50円ですとか自動で安くなります。
あとエースデイは1000円以上お買い上げで卵10個Mサイズが100円や、お買い得商品が沢山あります。
しかも夜は12時まで営業しているので、仕事が遅い方も利用いただけます。
最後の5店目は「丸正食品34条店」さんです。
こちらは24条から少し離れて、34条駅直結のスーパーです。
一駅分ありますが、歩いても苦にならない程度の距離ですので知らなかった人は是非足をのばしてみてください。
こちらも野菜、肉共に安いです。
更に魚介類の種類が豊富です。
普通のスーパーでは中々お目にかかれない、ハッカクやクジラの切り身、タコの卵なども取り扱っております。
ちなみにぷにちんが行った日は、殻つきのカキ(生食用)が1つ50円で販売してました。
写真をとりわすれてしまったのですが、この日は破格に安かった鶏のささみと卵を買いました。
それぞれグラム38円と168円です。
卵は普段はもっと安いのですが、その日は少しだけ割高でした。
しかし鶏ささみでその分は、おつりが来るほどカバー出来ているので問題ありません。
1.5kg程、鶏ささみをかいましたが、それでも500円以下ですからね。
本日購入したものこれら全ての総額で2000円程度です。
改めて写真を載せますが、これに卵10個と鶏ささみ1.5kgがプラスされます。
普段皆さんは意識をせずに使い慣れた店やネームバリューの強い製品などを利用していると思います。
しかし景気の向上や、地域の活性化に貢献するのならばぜひ地元のお店を活用して下さい。
有名な大規模店舗が繁盛して利益を得るのは、我々消費者ではなく株主です。
地産地消を謳い、地域の活性化を目指すなら我々消費者も購入という行動で貢献しなければいけません。
食の安全を渇望しながら、有名スーパーで取り扱われるどこの国のものか分からない
プライベートブランドの格安商品ばかりを購入してはダメなのです。
もしもこれらの商店が潰れれば、そこに野菜を卸している地元の小さな農家の方はどうなるでしょうか?
きっと大規模な店舗に悪い条件で野菜を卸さざるえません。
大規模な店にとって、大量の仕入れを見込める農家から大量に格安で仕入れた方が株主の利益になるからです。
地域の農家の生活なんて二の次です。そうすれば農家の方は廃業せざるえません。
そうして日本の食糧自給率は下がます。
日本のおいしくて、安全な食材を駆逐した後に行われるのは、輸入食材の値段の吊り上げです。
そうなっても私たちはそれらの高くて危険な食材を買うしかありません。
結果的に自分の行動により、自分の首を絞めることになるのです。
皆さんに決して地元商店の高い物を買えと言っているわけではありません。
この度紹介したように地元のお店で安い店は沢山あります。
そして自分自身もその地域の一員であることを改めて認識してみるのはいかがでしょうか?
・・・町内会費を払っているのに回覧板も届かず、
地域社会に溶け込めていないぷにちんが偉そうに語りすいませんでした。
それではまた~。
※ ちなみにこの度紹介させて頂きました情報はぷにちんの独断と偏見が多数入っております。
味や値段を保証するものではないのであしからず。